Sunday 20 July 2014

ささ身のサラダ


これまた我が家の夏の定番。鶏のささ身のサラダ。見た目あっさりして見えるけど、裂いたささ身がドレッシングをしっかり吸って見た目よりしっかり味があります。
ビールのつまみにもいいけど、我が家では夏の暑い日にはこれとご飯だけで十分夕食になります。暑くてもごま油の香ばしいさに引かれてたっぷり食べちゃいます。

母のオリジナルレシピではザーサイを使いますが、海外に来て長くなるとあの日本風ザーサイはボトルのものしか殆ど手に入りません。
結果最近は上の写真のようにキュウリを使ってます。
両方試しましたが海外ではこちらのバージョンのほうが受けがいいです。

レシピは両方上げるのでお好きなほうでどうぞ。

材料(3~4人分):
鶏の胸肉 2~3枚(サイズにより)
生姜 スライス2枚
長ネギ 青い部分1本分

キュウリ 2本分
塩 小匙1
 又は
ザーサイ 50g位

長ネギ 白い部分 20cm程度(4x5cm)

すし酢 大匙6
醤油 大匙3
ごま油 大匙1
コショウ 少々

調理:
1. 鶏の胸肉は生姜のスライスと長ネギの青い部分と一緒に20~25分ゆでる。表面が硬くなるので身が湯からはみ出さないように気をつけて。茹で上がったらそのまま湯に漬けて冷ます、このほうが身がやわらかく仕上がる。
2. 鶏をゆでている間に野菜の準備。長ねぎの白い部分を5cm幅で切る(全部で4つ)。
それを半分に割るように切り、中に黄色いところがあればはずし、残った白い部分を千切り(白髪ねぎ)にする。黄色い部分は味噌汁の具に。日本の長ネギは辛いので、切ったねぎはしばらく水に漬ける。リークを変わりに使う場合は外側の皮が硬いのでイギリスなら1枚、アメリカのものなら2枚は剥いてから使う。
3. キュウリを使う場合: キュウリは日本のものなら縞に、海外のものなら全部皮を剥く。
日本のキュウリは細くて種が小さいのでそのまま使えるが、海外のものなら一旦縦に割るように切ってから中心の種をスプーンやナイフで取り除く。5mm程度の薄切りにしてボールにいれ、塩を振ってよく混ぜ、10分ほど置いておく。水気が出てくるのでその水ごとザルにあけ、流水でよく塩を流し、一握りごと手の中で絞って水を切る。身が崩れないぎりぎりまで絞ってOK。
4. ザーサイを使う場合: スライスのもが使いやすいが、まるで買ってきたらまず2~3mmにスライスする。流水で軽く周りの油を流し、それを水に20分ほど漬けて塩を抜く。ザルにあけて更に水で軽く塩気を流し、水を切ったららまな板に移して千切りにする。
5. ドレッシングは材料を全て混ぜておく。
6. ゆでた鶏肉がさめたら、一旦小さな塊に手で分けてから、それぞれを成るべく細く割いていく。細くすればするほど味がしみて美味しくなる。
7. 鶏、キュウリ又はザーサイの千切り、白髪ねぎをボールに入れて軽く混ぜ、ドレッシングを全体にかけて混ぜ合わす。
8. 冷蔵庫で1時間から一晩おいてからのほうがささ身がドレッシングをしっかり吸い取って美味。

アスパラガスのクリーム


このレシピはfoodies+というサークルでご一緒している +Loretta Sebastiani のレシピです。もともとは Seasonal flavors on canapé top or seafood tartine (旬の味のカナッペトッピング) と言う形で紹介されていたんですが残念ながらイギリスではこんなシャレた海鮮物はあまり簡単に手に入りません。仕方ないのでその他のメディタラニアンアレンジの野菜と一緒に単品クリームで出しました。
この写真はセイジの誕生日に撮ったもの。来てくれた義母がベガン(ベジタリアン マイナス ミルク)なのでラクトフリーという動物性脂肪分の全く入っていないチーズで作りました。それでも作りたてのクリームはカリカリに焼いたバッゲトのスライスと合ってso nice!

彼女のオリジナルレシピはこちら。イタリア人の彼女が英語で書いているので解読にはちょっとコツがいるかも。でも数え切れないほどのすばらしいレシピがどっさり入ってます。
上のトマトも同じ彼女のレシピ。こちらにあります。
とりあえず簡単な翻訳版をこちらに。

材料:
新鮮なアスパラガス 500g
リコッタチーズ 100g (なければケソ・ブランコの作り方をこちらで紹介予定。)
赤玉ねぎ 小1個 (なければ白で代用してもおいしかったです)
オリーブオイル (エクストラバージン)
乾燥パセリ 2つまみ

調理:
1. アスパラの硬い根に近い部分は硬いので切り落とす。我が家では茎の一番下を持って曲げて行き、折れるところで折ります。結構無駄な気もしますが、確かにちゃんと硬いところとやわらかいところの境目で折れます。またこのレシピのときはヘタも全て取り去ります。
2. 下ごしらえしたアスパラは本来蒸すのですが、蒸し器でちょうどに上げるのは結構むずかしいので、塩を効かした湯でゆでてしまってもかまいません。目安は歯を立ててコリッと音がしないながらも、茎がしならない程度。
3. 茹で上げたらザルに取って冷まします。十分にさめたらアスパラの頭の部分は切って取り除きます。クリームには使わないのでサラダにでもどうぞ。残りの茎の部分はまずは0.5cm以下の輪切りにして、その後全て手で刻むかフード・プロセッサで細かく刻み、ボールに入れておきます。
4. 赤玉ねぎは細かめのみじん切りにして、オリーブオイルで弱火で炒めます。
5. 火が入って絡みはなくなったり、ほんのりと焦げ目がついた、と言う程度でアスパラガスの微塵切りとリコッタチーズを加え弱火のままよくかき混ぜます。塩で味を調節し、お好きな硬さまで煮詰めます。
冷蔵庫に入れてあれば2~3日は持ちます。


因みに余談ですが。数年前日本に帰ってこちらで作っている料理を作ろうとしてびっくりしたこと。
母がそろえてくれたオリーブオイルとバルサミコ酢は普通のスーパーで購入した模様。両方ともあまりに普段使っているものと違って使えませんでした。次の帰郷では全部こちらから持ち込みでいきました。
オリーブオイルは普段使いにあまり高級なエクストラバージンを買ってしまうと匂いが強すぎて使いづらいです。エクストラバージンはそれだけを塩と胡椒、パルメザンチーズを入れてパンをつけて食べるなどするくらい、そのオイルに独特の味わいのあるものが殆どです。
パスタなどの炒め物をするのであれば普通のオリーブオイルか、下手をしたらサラダ油を混ぜて使ったほうがいいくらい。あと、こちらでも本当に高級なものは量り売りするくらいオリーブオイルは劣化が早いオイルです。使い切れる量で買うのがbetter。
逆に、バルサミコは高いものほどおいしい!これほんと。安いものはすっぱいんです。おいしいバルサミコ酢は赤ワインの良いもの同様、味がまろやかで自然な甘みがしっかりあります。
こちらでも高級なものは250mlボトルで数十ポンドしますが、もうそれだけで何もいらない美味しさです。
ぜひ機会があったら試してみてください。

Thursday 10 July 2014

ケンチン お正月の定番


我が家のお雑煮は長野に祖母がいたころから続くこのケンチンです。前もって作っておくと味がしみて飽きもせず何杯でも食べられちゃいます。餅が入っても入らなくても美味。これだけは大量に作ったほうが絶対おいしく出来るから不思議。この写真、実はロスにいたころに撮った10年以上前のもの。引越しでなくなってしまった器が懐かしい。。。


材料 (大なべ一杯分):
大根 1本
ニンジン 2本
里芋 大き目のもので3個、小さければ5個くらい
鳥ひき肉 200g位(私は胸肉2枚を自分でたたきます。)
豆腐 1丁
水 2.5ℓ位
しょうゆ カップ1位
サラダ油 大匙1

準備:
1. 大根は皮をむいて四つ切のスライス。ニンジンも皮を剥いて頭と尻尾は切り落としてスライス。太いところは二つ割してからスライス。スライスしたものが大体同じくらいの大きさになるようにするのが目的。アメリカのニンジンは色が落ちるので使う前に10分ほど水に漬けてザルに揚げておく。
里芋は少し厚めに皮を剥き、1~2cmくらいの厚さにスライスして、切った端からボールなどに張った水に漬けていく。

調理:
1. 大きななべを強火にかけて、温まったらサラダ油を入れて軽くなべの中全体にのばす。
2. 大根とニンジンのスライスを入れて炒める。全体にひっくり返すように火を通し、大根が少し油を吸って色が薄くなったら水に漬けてあった里芋をザルに上げ、一旦流水で軽くぬめりを落としてから再度水気を切ってなべに投入。手がかゆくなるからすぐに洗うこと。
3. 1分ほど炒めたら湯または水を入れる。2.5ℓと書いたが、なべのサイズに合わせて調節すること。逆にこれを作るには約3ℓくらい入るなべが必要。
4. そのまま強火で湯が沸いてくるまで煮る。沸きあがるときに灰汁と油が泡になって上に押し上げられるのでそれを掬い取って捨てたら火を中火まで弱める。
6.鶏肉のミンチをバラバラとなべに入れていく。あんまりくっついて団子になるようなら後からお玉などで崩してやる。ここでしょうゆで味付け。カップ1杯としたが、入れながら味を見て、この時点でちょうどよくしてしまってOK。この後豆腐と野菜から水が出る分くらい煮詰めるので結局ちょうどよくなる。
7. 鶏のひき肉からしばらく灰汁が出るので間単にそれを取り、灰汁があまりでなくなったところで豆腐を手で握りつぶして入れる。もうドロドロの半液体状態になっちゃった気がするくらい握りつぶしてOK。
8. 豆腐を入れた後は一旦沸いてくるまではそのまま軽く灰汁を取り取り中火で煮続け、ある程度沸いてきたら蓋をずらしてかけて火を弱めの中火に落としてやる。
9. このまま30分から1時間煮る。その後は、そのままでも食べられるけど、お正月は前日から作って一晩置いたほうが絶対においしくなる。お雑煮なら焼いたもちをいれて食べる分だけ別なべで暖める。
東京の冬・イギリスなら布巾をかけて常温で一晩おいておいて大丈夫。日本の夏場なら冷蔵庫行き。ロスではいつでも冷蔵庫行き。次の日はまた火を入れておくこと。火を入れなおせば通常3日目までは問題なし。

やきうどん


我が家の焼きうどんはどちらかと言うとやさしいしょうゆベース。お腹にも優しく、簡単で残り物も片付けられて安くて食べでがあって、ほんとに言うことなし。
下にあげた材料は家でよくいれる野菜だけども、基本、炒め物に使える残り野菜を何でも使っちゃいます。
でも私的にはキャベツだけは欠かせませんね。豚はあってもなくても可。なんせうどんがメインですから。

材料 (一人分):
パックのうどん、ソフトめん 1パック
玉ねぎ 1/4個 スライス
ニンジン 1/4本 千切りまたはスライス
ピーマン 日本のものなら1個、イギリス・アメリカのパプリカなら 1/4個 スライス
長ネギ 白いところ5cm分くらい
ベーコン 1枚 
又は 三枚肉 50gくらい
キャベツ ベーコン又は三枚肉と同じくらい

* 玉ねぎ、ニンジン、ピーマンと長ネギが同量、ベーコンとキャベツがそれぞれ玉ねぎの倍量が目安。

* イギリスで簡単に買えるパックうどん二種類を参考までに。

熱湯 1ℓ弱
サラダ油 大匙2 + 大匙1
しょうゆ 大匙2
ウスターソース 小さじ2
三枚肉を使うときは塩 小さじ1/2
コショウ 少々
鰹節、七味はお好みで。

調理:
1. 玉ねぎ、ニンジン、ピーマンと長ネギの白い部分はスライス。薄くきらなきゃいけないのではなく、結果的に同じくらいの時間で調理できるように考えて。ピーマンは種だけじゃなく、中の白っぽい筋もきれいにとって。
2. ベーコン又は三枚肉は1~2cmの幅の薄切り、切るのも面倒ならいっそコマや切り落としでも可だけど、ある程度脂身が入ってたほうが味が出る。
3. キャベツも1~2cmの四角に切る。というか、ベーコンのサイズに合わせて。
4. 中華なべがやっぱり火の通りが均一で扱いやすいけど、なければ大きなフライパンを使う。強火にかけて、十分にあったまったら大匙2のサラダ油をいれ、全体になじませる。なじんだら余計な油は一旦小皿に移す。もしにんにく好きならば、ここで皮を剥いて包丁の腹でつぶしたのを一個油をなじませる時に入れて油に匂いを移してもいい。その場合にんにくは余分な油と一緒に小皿に移す。
5. まずは玉ねぎとニンジンのスライスをいれ、1~2分軽く火が入るまで炒める。(ニンジンが薄く切れない場合はこの時間を長めに取って。)次にピーマンを入れてそのままもう1~2分炒める。
6. 長ネギのスライスを入れて約1分炒めたら、全部をクッキングパッドか、ちょっと大き目のお皿にとる。
7. 先ほど小皿に取っておいた油をもう一度中華なべ又はフライパンに戻し、全体になじませ、また小皿に余分な油をとる。
8. ベーコン又は三枚肉のスライスを入れ、肉の間の脂が少し溶けて全体に火が入るまでそのまま炒める。キャベツを入れてキャベツに火が入るまで炒め、全体に火が入ったら先ほどよけた野菜を一旦戻し、軽く混ぜてコショウを振る。もしベーコンを使っていないなら塩も振って、軽く混ぜ合わせたらまたパットまたは皿に全てあける。

9. パックのうどんの始末: パックになってもうどんは基本塩が効いてるし、真空パックで固まってしまっている。これをちょっと先に手を入れておくだけでこの後の調理が簡単かつおいしく仕上がる。ザルにうどんをあけて、熱湯の半分をかけ回す。箸などで軽くほぐしたら残りの半分の湯もかけ回す。ここで最後に先ほど小皿にあけておいた残りの油をかけまわして箸で混ぜておく。

10. さて、中華なべまたはフライパンを再度強火にかけ、温まったら別途新しい大匙1のサラダ油を入れてなじませる。
11. 始末をしたうどんをいれ、その上に先ほど炒めた野菜と豚のミックスを載せて、手早く混ぜ合わせる。
12. しょうゆとウスターソースを掛けいれ、上下に全てが混ざるよう気を配りながら軽く炒める。ソースが全体にいきわたるまで2~3分ほど炒める。
13. 出来立てを大きな皿にどかっと盛り、上に鰹節を振って出来上がり。お好みで七味を振って食べる。ほかにも刻んだのりやマヨネーズも合う。

英語版リンク: http://misaskitchen.blogspot.co.uk/2014/07/fried-udon-noodle.html

Wednesday 9 July 2014

チヂミ 韓国風お好み焼き?

最近では日本でも結構知られたチヂミ。初めて食べたのはロスで韓国人の女の子と部屋をシェアしてたころ。
当時はなぜかケチャップも一緒に出してくれました。
ソースはその後レストランで病み付きになった味を再現。
結果我が家のチヂミです。
とっても簡単で手軽に作れて急ぎのおやつやお昼には最適。


材料(2~3人のスナック用。昼食にするなら我が家ではこの倍量):
小麦粉 150g
卵 2つ
水 120 ml
あればジャガイモ 1つ おろしておく

ニンジンの千切り 片手一杯分くらい
白髪ねぎ(長ネギの白いところの千切り) 片手一杯分くらい
残った長ネギのきいろいところのスライス
あればカニカマ 2~3本 ほぐしておく

たれ:
しょうゆ 大匙4
すし酢 大匙2
ごま油 大匙1.5
長ネギのみじん切り 大匙1
ゴマ(白) 大匙1

調理:
1. 野菜を準備する。ニンジンと長ネギはここを見て千切り。残った長ネギの真ん中はスライス。あればわけぎなんかもよし。下の写真ではイギリスやアメリカで使うSpring onion を使っている。白いところがあるわけぎ見たいな感じ。

2. たれを作る。たれの材料を全部混ぜるだけ。先に作っておいたほうが味がでる。

3. チヂミの生地を作る。卵をボールに割りいれて、小麦粉を何回かに分けて入れながら混ぜる。混ぜすぎないように。水をやはり数回に分けて加えながら混ぜる。あればジャガイモのすったのも入れて混ぜる。なければなしでもOK。水を加えるので無理しなくても結構スムーズな生地になっているはず。

4. フライパンを火に乗せ、強火で暖める。十分温まったら、大匙半分くらいの油を入れキッチンペーパーでフライパン全体に引き伸ばす。キッチンペーパー越しには結構熱くならないものだが、直接触れればやけどしちゃうので気をつけて。ここでやっと千切りなどにした野菜を生地に入れてざっくり全体に混ぜる。
5. 火を中火まで落として、生地を流しいれ、フォークなどで出っ張った野菜などを押し付けて小さな薄い円状に延ばす。あればカニカマはここで上にちょっと乗せる。生地の量はフライパンのサイズに合わせて調節、成るべく大きめに作ったほうが食べがいがあっていい。
我が家のフライパンなら上記の生地で大き目のチヂミ2枚分。
6. フライパン返しで端を軽く持ち上げて、裏が少し焦げ目がついて焼けてきたらひっくり返す。反対も同様に火が入るまで焼く。
7. 大皿に重ねて盛って、等分に切り分け、それぞれたれにつけて食べる。

サーモンのマリネ


これも母からのレシピ。サーモンは揚げてしまうので安い切り落としでも中落ちでもちょっと崩れてても使えちゃいます。でも出来上がりはなんか豪華(笑)
イギリスでも見つけられる材料だけで作れてます。

材料:
Ingredients:
  サーモン生(塩していないもの) 400g (皮なしか皮は剥いて)
  玉ねぎ 小1 (スライスしたもの)
  にんじん 1/2 carrot 千切り
  ゆずまたはレモンの皮 1.5cm 千切り
  小麦粉 約 50g
  サラダ油適量(揚げる用)

  鷹の爪 1/2
  昆布 親指の爪程度

すし酢 約150cc
または家庭で作る場合は下記を粒が見えなくなるまでよく混ぜる:
 米酢または穀物酢 100ml 
 砂糖 120g
 塩 30g

あると便利:
から揚げなどの粉を振るのにはふたの出来るボール - こんなやつ。
千切りや玉ねぎのスライスに自信がなければ、スライサー - こんなの。
ニンジンの千切りなんてまずしないこっち(イギリス)の人たちは結構使ってます。

準備:
サーモンは必ず一度流水の下で汚れを落としておく。これはうろこ等が残ってしまっていることがあるため。キッチンペーパーに包んで水気を落とす。はらみ側から見て白い真ん中の身を分ける線の上を指でたどって骨があるか確認。あればピンセットかなければ爪で引き抜く。大体2~3cmのキューブに切り分ける、この時に骨をとってしまっても良し。
玉ねぎは皮をむき、頭と根を切り落とし、皮に入っている縞にそった方向で半分に切る。これをやはり縞に沿った向きで成るべく薄くスライスする。日本の玉ねぎは辛いので必ず使うまで水に漬けておく。
にんじんはここを見て千切り。
ゆずまたはレモンの皮は成るべく身との間の白い部分が入らないように剥く。端からスライスする。
鷹の爪があれば1本を半分に切って、中の種を全て捨てて輪切りにスライスする(今回使うのは半分だけ)。

調理:
1. あると便利なふたの出来るボールがあればそれに、なければいっそきれいなビニールの袋に小麦粉をと角切りにしたサーモンを全て入れて蓋をきっちりするか袋の口をしっかり押さえてシェークする。こうすると均一に粉が薄く付けられる。
2. 高温で粉を付けたサーモンの角切りをあげていく。温度は約180度、切り身を入れてすぐに周りからシュワーっと泡が出てくる程度。一回にあまり沢山入れすぎないように。アルミか鉄のザルにキッチンペーパーをしいて、狐色に揚がったものからどんどん引き上げていく。
3. 親指の爪程度のサイズに切った昆布と、すし酢があれば、それを、なければ材料を混ぜて作り、小さななべに入れて火にかける。材料からすし酢を作る場合は砂糖が溶けるまで、市販のすし酢を使う場合はちょっと煮立つまで火を入れてすぐにおろす。これは酢の強い酸味と匂いを抜くため。
4. プラスティックのタッパーなどに先にスライスしておいた玉ねぎ、ニンジン、ゆずまたはレモンの皮をいれ、その上に先ほど揚げたサーモンとあれば鷹の爪の輪切りをのせ、その上から今暖めたすし酢を昆布ごとかけまわす。
6. そのまま室温で1時間ほど全部がさめるまで放置。千切りの野菜とサーモンを一旦混ぜてから次は冷蔵庫で最低1時間から一晩漬ける。
7. 皿に盛るときはまずサーモンをこんもりと盛り、昆布は除けて、その上に千切り野菜を盛り、最後に鷹の爪の輪切りを上に乗せるとNice。

* 酢漬けになるのでサーモンの鮮度と外気温により3~5日は冷蔵庫で持ちます。

* 魚料理の基本ですが、よっぽどちゃんと下始末がされているもの以外は、まずきちんと流水の下で洗ってキッチンペーパーなどで水気を拭き去らないと魚くささが残ります。

Sunday 6 July 2014

ひき肉のレタス巻き

我が家の定番豚ひき肉のレタス巻きです。セイジのお気に入り。下の写真は私が風邪を引いたときにセイジが私の指示で作ったときのもの。これで簡単なのは証明済み。
春雨を上げるのがちょっと手間だけど、それ以外はとってもかんたん。
時間がなければ春雨はとばしてもOK。



材料: (2-3 人分)
豚のひき肉 500g 
長ねぎ 15cm 位 みじん切
しょうが スライス2 枚分くらい みじん切り
干ししいたけ 2枚 戻してみじん切り
しょうゆ 大匙3
酒 大匙1
ごま油 大匙2/3
塩・こしょう
片栗粉 大匙1

レタス 大1
春雨 100gくらい
サラダ油 適量(揚げ用)

準備
1. 干ししいたけはここをみて戻してみじん切り。砂糖入れる簡単な方法でOK。

2. レタスは茎から葉が離れるように茎の部分を数ミリ切り落とし、そこから流水にさらすと簡単に向ける。向けなくなったらまた茎を切り落として繰り返し。水を切ってざるに乗せておく。

3. 長ネギもここを見てみじん切り。

4. しょうがもここを見てみじん切り。

  
調理:
1. 片栗粉までの全ての材料を上にリストした順番にボールに入れていく。
2. 手で混ぜる。

3. 時間があれば:揚げ春雨の作り方
入れたほうが断然おいしいけど、面倒だったり、時間がなかったり、暑かったりしたらなくてもOK。

3.0 アルミ・鉄のざるにキッチンペーパーを数枚のせて準備しておく。
3.1 春雨は中国風の束になっているやつなら紐を切って少しほぐしておく。短く切ってあるやつならそのままでOK。
3.2 中華なべが一番楽だけど深めのフライパンでもいいのであげ油を適量入れて火にかける。(春雨を入れるから決して一番上まで入れないように!7分目くらいにしときましょう。)
3.3 ある程度熱せられてきたら春雨の切れ端を落として、はじける音とともに倍くらいの太さに膨れたら温度が十分な証拠。その位の温度を保つようにする。
3.4 適温になったら油につかる分ずつ春雨を入れてあげていく。中国風の束のものは束ごと入れて油の中でほぐして外側から少しずつ揚げてやる。
3.5 白っぽく太くなってあがったものからキッチンペーパにをひいたざるにあげていく。
束のものは真ん中の変がポップして膨らまなくても外側が少し茶色っぽくなってきたら揚げてしまう。
3.6 キッチンペーパーをもう二枚上にかさねて、キッチンペーパーの間で春雨を砕いていく。油が切れていないと染み出してくることがあるので気をつけて!
3.7 もし束の春雨の真ん中あたりがまだ硬くて崩れないようなら外側を全て崩したあと再度揚げなおす。
3.8 どうしてもあがらないときは茶色っぽくなってきた時点であきらめましょう.。たいていは温度が足りてなかったのでポップしなかっただけ。後で肉と混ぜれば大丈夫。

4. 3の春雨をやっていたら、揚げ油をいったん他のポットに移して中華なべ(または深めのフライパン)を簡単に洗い、再度火にかけて暖めて大匙1程度の油を差す。油を全体になじませる。
5. ボールに混ぜたひき肉その他を暖めた 中華なべ(または深めのフライパン)にそのまま入れる。
6. フライパン返しで肉をほぐしながらいためる。ある程度下が焼け付いてからフライパン返しで裏返して切るように混ぜると早くほぐれる。全体に火が入るまでいためる。
7. 元のレシピでは先ほど揚げた春雨を大皿に巣のように広げて炒めた肉を真ん中に盛る。Misa's Kitchenでは揚げた春雨は炒めているなべに入れて一緒に炒める。
元のレシピだと見た目はいいのだけど、せっかくの春雨に味がまったくなく、食感だけ楽しむようになる。私のレシピだと食感は減っちゃうけど春雨に味が移ってNice。

8. 炒めたひき肉をさらに盛り、約一人一本のスプーンを用意。でないと家ではけんかになる。
レタスにひき肉を巻いてお口にぽん。

* 変則レシピ:
マヨネーズやスイートチリソース、七味も合う。
最近マンガで見かけたほかのレシピの応用でテンメンジャンベースのソースとご飯を一緒に巻き込むのが最近の我が家のNewスタイル。
 テンメンジャンベースのソース:下記を混ぜるだけ。 
 テンメンジャン 大匙3
 コチジャン 大匙1/2
 しょうゆ 大匙1
 ごま油 小匙1/2
我が家ではこの3倍量できれいになくなる。