Sunday 20 July 2014

アスパラガスのクリーム


このレシピはfoodies+というサークルでご一緒している +Loretta Sebastiani のレシピです。もともとは Seasonal flavors on canapé top or seafood tartine (旬の味のカナッペトッピング) と言う形で紹介されていたんですが残念ながらイギリスではこんなシャレた海鮮物はあまり簡単に手に入りません。仕方ないのでその他のメディタラニアンアレンジの野菜と一緒に単品クリームで出しました。
この写真はセイジの誕生日に撮ったもの。来てくれた義母がベガン(ベジタリアン マイナス ミルク)なのでラクトフリーという動物性脂肪分の全く入っていないチーズで作りました。それでも作りたてのクリームはカリカリに焼いたバッゲトのスライスと合ってso nice!

彼女のオリジナルレシピはこちら。イタリア人の彼女が英語で書いているので解読にはちょっとコツがいるかも。でも数え切れないほどのすばらしいレシピがどっさり入ってます。
上のトマトも同じ彼女のレシピ。こちらにあります。
とりあえず簡単な翻訳版をこちらに。

材料:
新鮮なアスパラガス 500g
リコッタチーズ 100g (なければケソ・ブランコの作り方をこちらで紹介予定。)
赤玉ねぎ 小1個 (なければ白で代用してもおいしかったです)
オリーブオイル (エクストラバージン)
乾燥パセリ 2つまみ

調理:
1. アスパラの硬い根に近い部分は硬いので切り落とす。我が家では茎の一番下を持って曲げて行き、折れるところで折ります。結構無駄な気もしますが、確かにちゃんと硬いところとやわらかいところの境目で折れます。またこのレシピのときはヘタも全て取り去ります。
2. 下ごしらえしたアスパラは本来蒸すのですが、蒸し器でちょうどに上げるのは結構むずかしいので、塩を効かした湯でゆでてしまってもかまいません。目安は歯を立ててコリッと音がしないながらも、茎がしならない程度。
3. 茹で上げたらザルに取って冷まします。十分にさめたらアスパラの頭の部分は切って取り除きます。クリームには使わないのでサラダにでもどうぞ。残りの茎の部分はまずは0.5cm以下の輪切りにして、その後全て手で刻むかフード・プロセッサで細かく刻み、ボールに入れておきます。
4. 赤玉ねぎは細かめのみじん切りにして、オリーブオイルで弱火で炒めます。
5. 火が入って絡みはなくなったり、ほんのりと焦げ目がついた、と言う程度でアスパラガスの微塵切りとリコッタチーズを加え弱火のままよくかき混ぜます。塩で味を調節し、お好きな硬さまで煮詰めます。
冷蔵庫に入れてあれば2~3日は持ちます。


因みに余談ですが。数年前日本に帰ってこちらで作っている料理を作ろうとしてびっくりしたこと。
母がそろえてくれたオリーブオイルとバルサミコ酢は普通のスーパーで購入した模様。両方ともあまりに普段使っているものと違って使えませんでした。次の帰郷では全部こちらから持ち込みでいきました。
オリーブオイルは普段使いにあまり高級なエクストラバージンを買ってしまうと匂いが強すぎて使いづらいです。エクストラバージンはそれだけを塩と胡椒、パルメザンチーズを入れてパンをつけて食べるなどするくらい、そのオイルに独特の味わいのあるものが殆どです。
パスタなどの炒め物をするのであれば普通のオリーブオイルか、下手をしたらサラダ油を混ぜて使ったほうがいいくらい。あと、こちらでも本当に高級なものは量り売りするくらいオリーブオイルは劣化が早いオイルです。使い切れる量で買うのがbetter。
逆に、バルサミコは高いものほどおいしい!これほんと。安いものはすっぱいんです。おいしいバルサミコ酢は赤ワインの良いもの同様、味がまろやかで自然な甘みがしっかりあります。
こちらでも高級なものは250mlボトルで数十ポンドしますが、もうそれだけで何もいらない美味しさです。
ぜひ機会があったら試してみてください。

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